外はすっかり冷え込み、ここ1ヶ月で一気に冬になった気がします
うちの猫たちもご飯の時以外は布団ですごく時間が増えてきました
11月も終わりなので、今月に読んだ本をまとめてみました
今月はお金関係、自己啓発、ジェンダー、小説とけっこう幅広く11冊の本を読むことができました
各ジャンルごとに紹介していきます
お金関係:3冊
お金関係では以下の3冊を読みました
お金の大学/(著)両@リベ大学長さん
両@リベ大学長さんの「お金の大学」は、節約術から副業、長期的に見てお金をどうやって増やしていくのか?という
学校では絶対教えてくれないお金の一通りがわかる本です
分かりやすく書かれていてこの本で学んだ節約法「リセールバリュー」は今でもモノを買うとき、サブスクを見直すときに役立っています
節約はお金を増やすために大切!!
▼「リセールバリュー」で出費が激減した話はコチラから
進化論マーケティング/ (著) 鈴木祐さん
鈴木祐さんが書いた「進化論マーケティング」はマーケティングの本の中でも珍しい「人間の本能」に焦点を当てて編み出された人にモノやコンテンツを売る方法が書かれています
読むだけではなく自分の商品やコンテンツをどう販売していくか?など、ワークシートに沿って考えていくので少々時間がかかるのも事実。
しかし、効果は絶大で時間をかけて、自分の頭で考えると売れる答えが見つかる本になっています
影響力の武器 実践編「イエス!」を引き出す50の秘訣/ (著) R・Bチャルディーニさんら
アリゾナ州立大学の心理学教授R・Bチャルディーニさんらが書いた「影響力の武器 実践編「イエス!」を引き出す50の秘訣」は人に「イエス!」と言ってもらうための魔導書のような本です
前作:「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」が面白かったので
本作も読んでみましたが、前作をパワーアップして
人がなぜ、その商品を買ってしまうのか?が心理学の実験付きで解説されています
特に、面白かったのはコンビニのトイレでよく見かける「トイレをいつも清潔に使ってくれてありがとうございます。」にも巧妙な心理テクニックが隠れていました
自分を高める!自己啓発:3冊
自己啓発は以下の3冊を読みました
限りある時間の使い方/ (著) オリバー・バークマンさん
オリバー・バークマンさんが書いた「限りある時間の使い方」は数ある時間術の本とは少し違います
本書では「時間は限られている」の部分がとっても分厚いんです
残酷な事実を一部抜粋すると
インターネットで時間をつぶすのはとくに楽しいわけではないけれど、楽しいかどうかは関係ない。何ものにも束縛されないという幻想が…
P130
インターネットにハマってしまうのも楽しい彼ではなく時間を正しく理解できていないからとコメントしています
確かにスマホ依存はドーパミンの問題など、言われていますが
時間を正しく把握できていないせいで現実が窮屈になってしまっていることもインターネットにハマってしまう要因ではないか?と本書を読んで思いました
時間は限られている。じゃあ、どうする?
に焦点を当てたとても斬新な本です
エフォートレス思考/ (著) グレッグ・マキューンさん
グレッグ・マキューンさんが書いた「エフォートレス思考」は極限までやってしまう人にはぜひともオススメしたい一冊です
努力を最小限にして成果を上げることを「エフォートレス思考」というのですが
わたしはこの本を読んで「頑張り過ぎが失敗の原因かも..」と気付くことができました
脳を鍛えるには運動しかない!/ (著) ジョンJ.レイティさんら
ハーバード大学精神医学准教授であるジョンJ.レイティさんとエリック・ヘイガーマンさんが書いた「脳を鍛えるには運動しかない!」は
頭を良くする方法や加齢を留める方法などを教えてくれます
個人的にうれしかったのはうつ病に効く運動も書いてあったことです
この本を読んでからウォーキングに生き生きとした気持ちで行けるようになりました
ジェンダー:3冊
ジェンダー関連の本は以下の3冊を読みました
モラルハラスメント-あなたを縛る見えない鎖/ (著) リサ・アロソン・フォンテス
リサ・アロンソン・フォンテスさんが書いた「モラルハラスメント‐あなたを縛る見えない鎖」はDVを含むモラルハラスメントについて書かれた本です
大体、このDV系の本って「してはいけませんよ」の部分だけ細かく書いてあるものがほとんどなのですが
この本のポイントはDVをする人の心理やどうやって支配していくかなど膨大な事例から紹介してくれるところです
その事例を読むことで「なぜこういうことをやってしまうのか?」ということが見えてきます
また、LGBTQの人へのモラルハラスメントも載っていてニュースやワイドショーで取り上げられない問題点も知れます
ジェンダーと脳-性別を超える脳の多様性/ (著) ダウナ・ジョエルさん&ルバ・ヴィハンスキさん
ダウナ・ジョエルさん&ルバ・ヴィハンスキさんが書いた「ジェンダーと脳-性別を超える脳の多様性」は、男女の脳の違いについて書かれた本です
男女の脳の違いについては以前、大ヒットした「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が有名ですね
本書は最新研究に基づいて、「ほんとに男女に違いなんてあるの?」を解明する本です
本書で私の男女の違いについての考えは大きく変わりました
脳も男女で分けるのではなく、一人一人で考えるべきことだったんです!
ピンクとブルーに分けない育児/ (著) カイル・マイヤーズさん
私は「男の子だから、泣かないの!」「女の子なんだから赤色のランドセルでしょ!」といった男女に分けた言葉が大っ嫌いです
なぜなら、その子の個性が潰されてしまうと思うからです
「男の子だって泣いていいじゃん」「女の子だって黒や青のランドセルでもいいじゃん」
その子が良いって思うものが一番って思うわけです
この「ピンクとブルーに分けない育児」は著者のカイル・マイヤーズさんの男女に分けない育児を記したものです
男女に分けられた社会に・自分に「まだまだ男女に分けた考え方しちゃってるな~」と気付かされました
小説:そしてバトンは渡された/ (著) 瀬尾まい子さん
瀬尾まい子さんの「そしてバトンは渡された」はAudibleで聴きました
あらすじをちょっとだけ読んだときは「親が4人も変わっている女の子の話」だから苦労がいっぱいの重い話かなと思っていたのですが
読んでみると、それぞれの親に愛される主人公:優子ちゃんの姿を見ると「幸せの形って色々あるんだな」と感じさせられました
Audibleで読み上げてくれる人もめっちゃ良くて、感情が伝わってくる読み方で最後まで物語に集中することができました!